傷害罪で勾留されるも、速やかな示談成立により身柄釈放、不起訴処分
■ 依頼者:暴行・傷害/加害者/女性
■ 相談前
専業主婦のDさんは、外出時に立ち寄ったとある店舗の店員と口論となった際、店員らの顔面を殴打する等の暴行を加えてしまい、逮捕、勾留されました。被害者は2名おり、いずれも全治2週間の打撲等の傷害を負っていました。
■ 相談後
Dさんのご友人の方よりご相談を頂き、直ちに警察署に赴き、Dさんと接見いたしました。Dさんは、被害者らへの謝罪と被害弁償を希望したため、直ちに店舗に赴き、示談交渉を開始致しました。その結果、早期に示談成立させることができ、これを受けて勾留取消請求を行った結果、Dさんの身柄は釈放されました。刑事処分も不起訴処分となり、前科を残すことなく刑事手続を終了させることができました。
■ 佐藤 絢弁護士からのコメント
身柄拘束を受けている事案でも、被害者との示談成立によって、身柄の早期釈放を実現できる可能性は高まります。示談の成否やタイミングが被疑者や家族の生活、ひいては人生を大きく変えてしまう場合もありますので、弁護人には速やかな示談成立に向けた努力が求められることになります。
被害者のいる犯罪で身柄拘束を受けている事案では、フットワークが軽く、示談交渉の経験が豊富な弁護士に依頼されることをお勧めいたします。